
応用計算科学プログラム
派遣先大学:チェコ工科大学
派遣時期:2024年11月~12月
How was your experience interacting with local people?
現地の人との交流について印象に残ったこと
チェコ工科大学の先生方をはじめ、多くの方がフレンドリーに話しかけてくれました。特に、一人の先生が私たちのことを気にかけてくださり、チェコの観光地として有名なクトナー・ホラを案内してくださったり、彼の実家でチェコの伝統的な家庭料理を振舞ってくださったりしました。現地の方とここまで深い交流ができた経験は非常に貴重だと思うので、この縁をこれからも大切にしていきたいです。
Please write about what left a strong impression on you during the program period.
現地での活動で特に印象に残ったこと
チェコ工科大学の先生方とのセミナーが最も印象に残っています。こちらの拙い英語に対しても、先生方が真摯な姿勢で内容を汲み取ろうとしてくださったおかげで、非常に楽しくセミナーを行うことができました。円滑なコミュニケーションとまではいきませんでしたが、問題を共有し、自分の意見を正しく伝えられたときの喜びは忘れられません。
また、指導してくださった教授のコネクションを通して、生物学系の研究室を見学する機会がありました。生物学に関する専門的な知識は持っていなかったのですが、その研究室の方々が非常にわかりやすく研究や実験の内容を説明してくださったため、私たちの専門である数学と生物が交わる部分について様々なイメージを膨らませることができ、非常に有意義な時間を過ごせました。
What was a useful experience for your future career among your experiences during the program?
プログラム中の経験で将来のキャリアのために役立つと思うこと
英語でコミュニケーションをとる経験を積めたことはもちろん、国籍や文化、専門分野などバックグラウンドの異なる多くの人々と交流した経験は、今後役に立つと考えています。多様性社会が謳われている昨今、多様なバックグラウンドを持つ人々との協働による創造的な問題解決が期待されていると思います。そのような中で、柔軟に人々と関わり合えることは強みになると考えています。
Comments for students who will participate in the same program next year.
次年度以降、同じプログラムに参加する学生に伝えたいこと
このプログラムを通して、自身のスキルアップに繋がる貴重な経験を数多く積むことができるはずです。この機会を最大限に活用するために、ぜひ受け身にならずに積極的に行動すると良いと思います。
Feedback on the program, including COILs before and after trips to the US/Japan.
渡航前・渡航後のCOILを含め、プログラム全体を通しての感想
プログラム中、指導してくださったチェコ工科大学の先生方の助けもあり、自分の研究を進めることができました。これだけでも非常に価値のある留学だったと言えますが、自分の視野を広げられた数々の経験は海外留学だからこそ得られたものだと感じています。この経験を糧に、今後の研究活動に勤しみたいと思います。今回、留学する機会を与えてくださった金沢大学およびチェコ工科大学の両大学に感謝申し上げます。

先生の実家にてディナー

クトナー・ホラ観光